新型インフルエンザ、秋の陣に備えよ!! | 中小企業の退職金/適格退職年金の移行対策

新型インフルエンザ、秋の陣に備えよ!!

「なんで、弱毒性のインフルエンザなのにこんなに

大騒ぎするんだ」とある席で息巻いた人がいた。

本当にそうだろうか?

この人は4千万人の命を奪った1918年のスペイン

風邪(インフルエンザ)が実は最初は弱毒性から生まれ

たことを知っていたのか。

「流行はひとまず終息。秋からの第2波に備えよう」と

いう世の中のムードに専門家が警鐘を鳴らし続ける所以だ。

そもそも「弱毒」「強毒」の表現もあいまい。

もとは鳥インフルエンザを分類する言葉。

呼吸器だけに感染するタイプを弱毒、

全身感染を引き起こすものを強毒とする

だから、実は人に感染するウイルスにあてはめるのは

本来は正しくない。

メキシコから大流行が始まった今回の「新型」は軽症で

回復する患者がほとんど。鳥インフルエンザからの変異

で出現が予想されてきた病原性の高い新型とも違った。

そこで、既に現在は終息、秋の第2波を警戒しょうとの

ムードが広がるが、現実には新型インフルエンザは航空機

などに乗って地球規模に今まさに拡大中だ。だからこそ

WHOも警戒レベルをフェーズ6に引き上げたのだ。

感染しても発症しない人も多く監視から身を隠すステルス性

も持ち合わせている。国内でも散発的な集団発生を繰り返し

て着実に広がっている。当初の緊張感が薄れ「これ以上振り

回されたくない。」と直視を避ける心理も働くなか静かに

その感染は全国へ広がっている事実を忘れてはならない。

スペイン風邪発生から約90年が過ぎウイルスは遺伝子レベルで

理解され治療薬も手にした。97年の香港を教訓に新型出現に

備えていたが、現れたのは鳥ではなく豚から変異したウイルス。

「強度性」の鳥インフルエンザ由来ウイルスを想定していた対策

は肩すかしを受けマニュアル的対応が空回りしかねない状況を

生み出した。同時に、感染の疑いのある人や軽症患者の多発だけで

医療提供体制が局所的にマヒしかけたことは記憶に新しい。

現行対策のほころびもわかった。拡大中のパンデミックに対しても

気を緩めずに秋の陣に備える必要があることは言うまでもない。


【引用:日経新聞】

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2009年06月21日 コメント(0) |

カテゴリ: management

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