「ありがとう運動」って? | 中小企業の退職金/適格退職年金の移行対策

「ありがとう運動」って?

「仕事の忙しさのせいもあるが、社内の人間関係がギスギスしていた」


朝晩の挨拶が通りいっぺんで心がこもっていない。

社内の会話もメールが中心で、会話は最小限しか交わされない。

古参社員の息子さんが志望高に合格したのに、そのニュースをほとんどの

社員が知らない。

だれひとり「おめでとう」を言ってあげられない。


「どうしたらもっと明るくて爽やかな会話がある

社風にできるだろうか」とI社長は思った。

社長は研究を重ね、いろいろな取り組みを行った。

マナーの先生にも来てもらった。

ものすごく元気な朝礼をやる会社を見学してきた。

賞与を現金支給にした。

社員のお誕生会もやった。


いろいろやってきたが、最近の「ありがとう運動」は、

いずれにも勝る大ヒットだという。


名刺サイズのカードに「ありがとう」とタイトルが

付いている。その「ありがとうカード」を各自が

100枚もち、うれしいと思ったことを書いて相手に渡す。

なるべく事実に基づいてカードに記入する。

本人に手渡しするのが基本だが、恥ずかしい人は机に置いておくことも許す。


カードを百枚使い切ったら新たに百枚支給する。

そのときには千円の図書券も付いてくる。

運動を開始して2ヶ月後、「ありがとうカード」

が職場内を飛び交うようになった。

みな、真剣に「ありがとうネタ」を探すようになった。

他人の良い点・素晴らしい点をさがす訓練にもなっていった。

それに比例するように、業績もグングンうなぎのぼりに上がりだした。


会話が活発になった。社員と社長の顔に精気がでてきた。

I社長は、社内で飛び交った「ありがとうカード」を回収し、

ありがとうだらけの社員ハンドブックを作ろうとしている。



タイトルは、「ありがとう」だという。


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2009年03月01日 コメント(0) |

カテゴリ: モチベーション 人事戦略

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